そろそろメイクでの「ホワイト信仰」をおやめなさい

渋谷の街でも見かけなくなり、もうすっかり絶滅した観のある「ガング口」の女の子たち。

その素顔はとてもあどけなくて可愛らしいのに、なぜあんなメイクが流行ってしまったのでしょう。

でも、あれは本人たちも「流行」だと意識している遊びのメイクだから、まあ、よしとしましょう。

ところが、昔から日本に根強く生息しているのが、実は「ガンジ口」メイクなのです。

これこそ、本人たちは白いことに気づいていないから、やっかいなもの。

私の経験から言うと、ファンデーションを買うときに、30歳を過ぎた人は必ずと言っていいほど、自分の肌の色とはかけ離れた「白い」色を選ぶのです。

なぜだろう、と考えてみるとやはり、みなさん「白」への憧れがあるようです。

白=無垢、清純、花嫁さんというようなイメージがインプッ卜されているから、つい手が伸びてしまう。

でも、ここで断言しましょう。

「30歳を過ぎてからのメイクで「ホワイト」はNGカラー。『驚くほど濃いオークル』ぐらいがちょうどいい」と。

その理由を説明しましょう。

酸化に合わせた肌色対策

まず、みなさんの家の冷蔵庫にあるヨーグルトを想像してください。

買ったばかりのときには真っ白でも、開封して何日かすると表面が黄色っぽくなるはずです。

これがいわゆる「酸化」です。

これとまったく同じ現象が、私たちの肌でも起きているのです。

とくに年齢を重ねると若い頃に比べて体温コントロールが難しくなり、すぐにのぼせてしまったり、暑くもないのに汗が出てくるときがあります。

そうなると皮膚からの分泌物が多くなり、それが空気に触れて酸化し、黄色味を帯びてきます。

これが白やピンク色のファンデーションを変色させ、「くすんだ肌」を生み出してしまうのです。

ところが肌に近いオークル系の色を塗っておけば、酸化したあとの黄色が目立たない。当然、きれいさの軍配はこちらにあがります。

いずれにしても日本伝統の「ホワイト信仰」は、お肌の曲がり角を通過した人にとって、いいことはひとつもありません。

肌には色があり、体温があり、汗もかきます。

そういったことを考慮すると、肌を美しく見せるなら断然オークルとピンクの2色使いです。

2色使いといっても、決して難しくありません。

体温の上がる夏は「オークル2」+「ピンク1」の割合、寒くて血色が悪くなる冬は「オークル1」+「ピンク2」の割合で混ぜれば、失敗はありませんから。

メイクにまつわるQ&A

Q.夏、どうしても汗をかいて、メイクがくずれてしまいがちです。「くずれないメイク」のための土台づくりのコツを教えてください。

A.メイクの前に冷たい水で洗顔したり、冷やしたタオルで顔を覆う、あるいは大きめの氷をラップで包み、肌にあてて火照りを冷ますと毛穴が引き締まり
キメが整います。

また足に水をかけると顔の火照りが落ち着きます。

Q.印象的な目元をつくるために、マスカラをつけようと患いますが、上手くできません。ダマになったり下まぶたについてしまったり…。

A.まつげパーマをかけるときちんとカールされてマスカラがつけやすくなります。

今は美容室でも手軽に利用できます。

色は白目がきれいに見える紺か黒がおすすめ。

綿棒を上手に利用して、ダマにならないようにしましょう。

Q.眉毛は「顔の額縁」といわれるほど大切なことはわかっていますが、うまく形を整えるニとができず、毛抜きで抜いてしまうことがあります。

A.眉毛を抜くと生えてこなくなるだけでなく、たるみの原因にも。専用のはさみでカットしましょう。

ペンシルだけでなくマスカラを居ブラシに少し取ってつけても、自然な形に仕上げることができます。

Q.汗や涙に強いマスカラとしてウォータープルーフ(防水性)のものが今では主流ですが、やはり肌負担は大きいのでしょうか?

A.汗や涙をはじく防水性のマスカラは、カーボンやタール系の原料を使っているので、目の下についたものを完全に拭き取らなければ、色素沈着の原因
に。

オイルと水の2層式になったりムーバーで、きれいに落としましょう。