「ダブルファンデーシン」という大間違い

「ファンデーションは何を使っていますか?」そう聞くと、「えっ?」と首をかしげてしまう方って案外多いものです。

つまり、ファンデーションは使っているのだけれど、どこからどこまでがファンデーションなのかがわかっていないのです。

「リキッド・ファンデーションですか、それともパウダリー・ファンデーションですか」と続けて質問すると、ますます混乱してしまう。

そして、そういう方はたいてい「両方」と答えるのです。

おそらく、「今さらファンデーションのつけ方なんて聞けない」というユーザーと、「当然、ファンデーションのことぐらい知っているだろう」という美容部員の思い込みが、永遠にその溝を埋めることができないものにしているのでしょう。

だって、何十年もメイクをしていながら、ファンデーションの使い方を間違っている人が相当数いるのですから。

その最たるものが、「ダブルファンデーション」です。

つまりファンデーションという同じ性質のものを2回つけているということ。

ファンデーションには、大きく分けると液状の「リキッド・タイプ」とコンパクトに入った「パウダリー・タイプ」があります。

本来、リキッド・タイプを使う人は、下地の上にリキッド・ファンデーションをつけて、その上に白粉をはたいて仕上げる。

パウダリー・タイプの人は、下地クリームの上にパウダリー・ファンデーションをつけて、それでフィニッシュ。

ところが、中に「リキッド・ファンデーション」の上に「パウダリー・ファンデーション」をつけている人がいます。これが「ダブルファンデーション」という間違いです。

こんなことをしてしまうと、「ファンデーション」十「ファンデーション」だから顔がムラムラになるのも当たり前です。

もう一度おさらいをしましょう。

リキッド・ファンデーションを使っている人は、その上には白粉だけ。

パウダリー・ファンデーションの人は、その上に何もつけずにフィニッシュ。

どちらのタイプを使うかは好みの問題ですが、私はお肌の曲がり角を過ぎた人には「リキッド」を強くすすめます。

水分があるファンデーションのほうが肌への密着度が高く「ツヤ」が出やすいし、くすみも目立ちにくいからです。

サラツとした感触や簡便さを選ぶのか、それとも、自分の肌をきれいに見せたいのか。

私は、知的メイクを目指す大人の女性には、「パウダリー・ファンデーションはおやめなさい!」と忠告しておきます。

メイクにまつわるQ&A

Q.オイルクレンジングはなぜ肌によくないのでしょうか?

A.大量に含まれる界面活性剤が汗腺をつぶしてしまい、皮脂だけが肌を覆います。

何度洗ってもぬるぬる感がとれないので擦ってしまう、それが肌を傷つけるのです。

元に戻すには使用年数の倍かかると思ってください。

Q.メイクをしたまま眠ってしまうと肌にはどんな影響があるのですか?

A.メイクをしたまま寝るということは、毛穴をふさいでしまって無呼吸状態にしているのと同じです。

肌も臓器の一部。きちんと取るものを取って排遣しなければかさっきやくすみの原因になります。